ホーム > コラム COLUMN~コラム~ 【~山梨訪問記前編・『葡萄酒守』で無病息災!~】 皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。先日、埼玉県の実家に帰省した折に、大学時代の友人の住む山梨県へ行ってきました。そこで、今回のコラムでは、山梨訪問記の前編として、ワインと関わりの深い神社と葡萄酒守(ワインまもり)」についてお話ししたいと思います。 明治時代初期、日本で初めて本格的なワイン造りを始めた山梨県。現在も日本一のワイン生産量を誇り、県を代表する甲州というブドウ品種は、今や世界でも広く認知されるまでになりました。 そんな山梨県のワイン造りと縁の深い神社が、笛吹市にある甲斐国一宮浅間神社です。建立されたのは千年以上も前。当時は富士山を鎮める目的で建立されたのですが、この神社で祀られている「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」という神様は、農業や酒造などの守護神でもあるため、現在はブドウ栽培やワイン造りが盛んな周辺地域の守り神という色合いが強まっています。また、昨年の5月には、周辺地域のブドウ畑などと共に、「葡萄畑が織りなす風景」として日本遺産にも登録されています。 この神社のお守りで、非常に珍しいと話題を呼んでいるのが、冒頭でも紹介した「葡萄酒守(ワインまもり)」です。昨年の11月3日、山梨ヌーボーの解禁と合わせて頒布が始まりました。とても可愛いらしいお守りですが、この透明な筒の中に入っているのは、なんと本物のワイン!ブドウ豊作を祈願した山梨県内のワイナリーの奉納品が使用されています。お守りには赤・白の2種類があり、ワインの薬効にちなみ、身につけると「無病息災」と「身体健全」にご利益があるようです。 ワインを楽しむには、まずは健康な身体があってこそですよね!皆さんも、山梨に行かれた際にはおひとついかがでしょうか? 山梨では、色々なワイナリーを巡っては、ワインを飲んだり、地の食材と合わせてワインを味わったり、造り手の話を聞いたりすることができます。もちろんそれだけでも、山梨のワインの魅力に触れることができるでしょう。ですが、その土地のワインについての理解を一層深めようとするなら、この神社のようなワイン造りと関わりの深い場所を訪れ、その土地の歴史や文化に触れることも大事なのではないでしょうか。歴史や文化を造り出すのも、ワインを造るのも、最終的にはすべて人。その土地に根付く人々の気質や気性というものが、どこかその土地のワインにも反映されているような気がします。 それでは今日はこのへんで。また来週! ※運転・取材協力してくれたMちゃん、いつも本当にありがとう!!
皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。
先日、埼玉県の実家に帰省した折に、大学時代の友人の住む山梨県へ行ってきました。
そこで、今回のコラムでは、山梨訪問記の前編として、ワインと関わりの深い神社と葡萄酒守(ワインまもり)」についてお話ししたいと思います。
明治時代初期、日本で初めて本格的なワイン造りを始めた山梨県。
現在も日本一のワイン生産量を誇り、県を代表する甲州というブドウ品種は、今や世界でも広く認知されるまでになりました。
そんな山梨県のワイン造りと縁の深い神社が、笛吹市にある甲斐国一宮浅間神社です。
建立されたのは千年以上も前。当時は富士山を鎮める目的で建立されたのですが、この神社で祀られている「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」という神様は、農業や酒造などの守護神でもあるため、現在はブドウ栽培やワイン造りが盛んな周辺地域の守り神という色合いが強まっています。
また、昨年の5月には、周辺地域のブドウ畑などと共に、「葡萄畑が織りなす風景」として日本遺産にも登録されています。
この神社のお守りで、非常に珍しいと話題を呼んでいるのが、冒頭でも紹介した「葡萄酒守(ワインまもり)」です。
昨年の11月3日、山梨ヌーボーの解禁と合わせて頒布が始まりました。
とても可愛いらしいお守りですが、この透明な筒の中に入っているのは、なんと本物のワイン!
ブドウ豊作を祈願した山梨県内のワイナリーの奉納品が使用されています。
お守りには赤・白の2種類があり、ワインの薬効にちなみ、身につけると「無病息災」と「身体健全」にご利益があるようです。
ワインを楽しむには、まずは健康な身体があってこそですよね!
皆さんも、山梨に行かれた際にはおひとついかがでしょうか?
山梨では、色々なワイナリーを巡っては、ワインを飲んだり、地の食材と合わせてワインを味わったり、造り手の話を聞いたりすることができます。
もちろんそれだけでも、山梨のワインの魅力に触れることができるでしょう。
ですが、その土地のワインについての理解を一層深めようとするなら、この神社のようなワイン造りと関わりの深い場所を訪れ、その土地の歴史や文化に触れることも大事なのではないでしょうか。
歴史や文化を造り出すのも、ワインを造るのも、最終的にはすべて人。
その土地に根付く人々の気質や気性というものが、どこかその土地のワインにも反映されているような気がします。
それでは今日はこのへんで。
また来週!
※運転・取材協力してくれたMちゃん、いつも本当にありがとう!!