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COLUMN~コラム~

ツェラー・シュワルツ・カッツ

【~222日は「猫の日」!猫好きにはたまらない
黒猫がモチーフのワインとは~】

皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。

さて、猫好きの方は既にご存知かもしれませんが、日本では222日が「ニャン、ニャン、ニャン」の語呂合わせから「猫の日」に制定されています。

そこで、今回のコラムでは、猫にちなんで黒猫が描かれたラベルが印象的な「ツェラー・シュワルツ(シュヴァルツ)・カッツ」というほんのり甘口の白ワインについてお話ししたいと思います。

 

「ツェラー・シュワルツ・カッツ」とは、ドイツ語で「ツェル村の黒猫」を意味する言葉。ツェル村はドイツの西部を流れるモーゼル川の中流域にある村で、そこにはある言い伝えがありました。

昔、黒猫がワイン樽の上でいつも寝ていた。その樽を開けると、たいへん美味しいワインだった。

そんな言い伝えから生まれたのが、「ツェラー・シュワルツ・カッツ」という黒猫ラベルの白ワインだったのです。

今日ではツェル村とその周辺地域の多くの生産者によって、リースリングやミュラー・トゥルガウといったブドウ品種から「ツェラー・シュワルツ・カッツ」が造られています。

その大きな特徴と言えば、マスカットを思わせる華やかな果実の芳香に、ブドウに由来する自然な甘さと爽やかな酸味。

非常にフルーティーで飲み口が柔らかいため、ワインを飲み慣れていない方でも飲みやすい味わいと言えるでしょう。

 

実際、私自身も学生の頃、旅先のドイツで「ツェラー・シュワルツ・カッツ」を飲んだときに、初めて「ワインって美味しい!」と感じ、それがきっかけでワインが好きになりました。

もし身の回りに、「体質的にお酒が飲めないわけではないけど、ワインは苦手」という方がいらっしゃったら、「ツェラー・シュワルツ・カッツ」を勧めてみるといいかもしれませんね。日本でも量販店やスーパーなどでよく販売されています。

格付けワインのような権威のあるワインとは性質が異なるので、かしこまった贈り物としては向かないかもしれませんが、猫好きな方へのちょっとしたプレゼントには喜ばれることでしょう。

また、314日のホワイトデーに、スイーツと一緒に「ツェラー・シュワルツ・カッツ」を渡すというのも、なかなか粋な計らいなのではないかと思います。

もちろん「猫の日」やホワイトデーに限らず、幅広い層の様々な嗜好の人たちが集まるようなシーンでも、1本用意しておくときっと活躍してくれることでしょう。

もしかしたら、それがきっかけでワインの美味しさに目覚める人が現れるかもしれません。

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